不登校の子供の心を追いつめないように 私たちの失敗

私たちがお世話になった心理セラピストの岩波先生が仰っていたように、不登校やひきこもりは一つの現象に過ぎなくて、もっと深刻なことは「子供の心の挫折感」の方です。

つまり不登校に完全になってしまう時点で、すでに子供の心は挫けてしまっています。

これは相当の自信喪失体験でしょう。

親と言っても当人じゃない限りわからないところがあるのは否めません。

すでにもろくなっているのに、親が学校に通いなさいなんて強く言ってしまうと、子供はますます孤立無援になって心がボロボロになってしまいます。

私たちはそういう失敗をしてしまいました。

学校に行きたくない、行きなさいで学校に通う段階ならば、まだ親の叱咤激励も意味があります。

ですが、どんなに言い聞かせても、脅してもすかしてもダメな時は、これ以上強く言ってしまうと、親子関係に溝ができます。

子供は心の鬱憤の吐け口をどこにも発散することができなくなって、家の中で物にあたったり、親に暴言を吐いたり、時には家庭内暴力に発展してしまいます。

こうなったら肉親の力では、子供の心を立ち直らせることはできません。

愛情があればと言いますが、愛情は憎しみと紙一重です。

逆に火に油を注いでしまう可能性もあります。

でも、基本は愛情が無くては子供は立ち直れないでしょうから、愛情の押し売りはしなければいいと思います。

こんなに愛しているのに、どうしてわかってくれないの!!

こうやって父母共にノイローゼになってしまい、どちらが専門家にかからないといけないかわからなくなります。

教育の遅れが今後致命的な子供の将来への傷となることのおそれはわかりますが、このところだいぶ不登校対策について整備が進んできていると思います。

中学や高校に行かなくても、どこでも勉強できるし、資格も取れます。

不登校=落伍者という先入観とレッテルをまずは親自身が取り除くべきだと思います。

私たちはその失敗をしてしまったので(幸いギリギリ回復可能でした・・・)、いま不登校や子供のひきこもりで苦しんでいる保護者の方は、糧にして下さいませ。

子供には子供の心があります。

親では手が届かない深い心の闇があります。

客観的に冷静に見られる専門家が私たちは必要として、何とか乗り越えることができました。

家庭内で何とかしようとするとドロドロになってしまう可能性もありますので、第三者の眼をもつことが大事だと思います。

それは親自身の第三者の視点の必要性も含んでいます。

主観でもがいて出口が見えなくなる泥沼は私たちだけでこりごりですから。

こちらに参考になったコラムがあります。
不登校・引きこもり問題克服 保護者の集い

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